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カウンターオファーの出し方|内定後の年収交渉で失敗しない3ステップ

3ステップと70万円上振れの実例

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兄貴
EDITOR IN CHIEF 兄貴(あにき) 高卒・元・倉庫作業員 → IT営業 → Webエンジニア → SaaS PdM。3度の業界変えで年収280万→580万を実現。20-30代の未経験キャリア再起動を、データと一次取材で支える。
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カウンターオファー、最強の交渉カード

未経験転職で「内定後の年収交渉で50-100万円上振れ」を作る最強カードがカウンターオファー。複数社から内定を取り、他社条件を本命に提示して引き上げる戦術だ。だが、扱い方を間違えると印象悪化&内定取り消しのリスクもある。今回は、編集長が3度の業界変えで実践してきた「失敗しない3ステップ」を公開する。

カウンターオファーの前提条件

カウンターオファーが有効なのは、以下の3条件を満たす時。

  • 本命企業に最終面接突破、内定通知受領済み
  • 他社(できれば同業界)からも内定 or 最終面接通過
  • 本命企業の提示額が、他社より低い or 同等

この3条件が揃わない場合は、カウンターオファーは使わない方がいい。嘘の他社条件を作って交渉するのは絶対NG(バレた瞬間内定取り消し)。

ステップ①:複数社の選考を意図的に同時進行させる

カウンターオファーの成否は、選考スケジュールの調整で決まる。理想は同じ週に2-3社の最終面接を入れること。これでカウンターオファー可能な状況を意図的に作れる。

スケジュール調整のテクニック

  • 1次面接通過のタイミングで他社の選考速度を上げる:「他社で最終面接が来週入ったので、選考スピードを上げたい」とエージェントに依頼
  • 最終面接の日程は1週間以内に集約:複数社の最終面接を5営業日以内に集める
  • 内定回答期限を全社揃える:「他社の結果待ち」を理由に、1-2週間の検討期間を確保

ステップ②:本命企業に「他社条件+本命志望」を伝える

カウンターオファーは、メール or 電話で本命企業に「具体的な他社条件+本命志望度」を伝える。重要なのは「攻撃ではなく相談」のトーン

OK例(メール文面)

◯◯様

この度は内定のご通知をいただき、誠にありがとうございます。
御社の事業内容に強く惹かれており、第一志望として考えております。

現在、他社からも内定をいただいておりまして、A社から520万円、B社から530万円の提示を受けております。
御社からは510万円の提示をいただいておりますが、可能であれば530万円でご検討いただけないでしょうか
年収条件の調整が可能であれば、その場で内定承諾の意思をお伝えできる準備があります。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討のほどよろしくお願い致します。

NG例

「他社の方が高いんですけど、御社はそれ以下ですか?」(攻撃的)
「他社で600万って言われた」(嘘 or 過大)

ステップ③:返答を受けて「即答」する

本命企業から返答が来たら、その場で承諾するか辞退するかを3日以内に決める。引きずると印象悪化+他社内定も取り逃す。

返答パターン

企業の返答あなたの対応
「希望額に調整可能」即承諾、感謝のメール
「中間値で調整(520万)」承諾OK、感謝のメール
「現状の提示が限界(510万)」本命度次第で承諾 or 辞退
「役職変更で調整可能」条件確認後、承諾検討

編集長の実例:70万円上振れ

編集長の3度目の業界変え(Webエンジニア→SaaS PdM)でのカウンターオファー実例。

段階具体的な行動・結果
選考準備3社の選考を同じ週に集約、最終面接を5営業日以内
内定受領A社530万、B社510万、本命C社510万
カウンターオファーC社にメール送付(A社530万、本命C社を強調)
C社返答「役職をアソシエイトからPdM正規へ変更で580万に調整可能」
承諾その日のうちに承諾、A社・B社に辞退連絡

初回提示510万から、最終580万(+70万円)で内定承諾。複数社並行による「他社内定」の事実が、最強の交渉材料となった。

カウンターオファーの3つのリスク

リスク①:印象悪化

本命企業に「お金で動く人」と思われる可能性。これを避けるには、メール冒頭で「御社が第一志望」を必ず明記する。

リスク②:内定取り消し(稀)

嘘の他社条件を出した場合、バレると内定取り消しの可能性。嘘は絶対NG。実際の内定通知メール(金額部分のみ)を添付してもいい。

リスク③:他社内定の辞退漏れ

本命に承諾した後、他社への辞退連絡を怠ると、業界内で評判が下がる。必ずその日のうちに辞退連絡を入れる。

カウンターオファーを「使わない」べき時

  • 本命1社しか内定がない時:嘘の他社条件を作るしかなくなる
  • 本命企業との関係性が「カチカチ」の時:印象悪化リスクが大きい
  • 業界が狭い時:噂が回って次の転職に影響する可能性

カウンターオファーで最も重要なのは「タイミング」と「トーン」だ。タイミングは内定通知から3日以内、トーンは「攻撃ではなく相談」。これを守れば、未経験でも50万円アップは現実的。「お願い」のスタンスを崩さず、「企業側にも判断できる材料」を提供するのが成功の鍵だ。

カウンターオファーは「お金欲しさ」じゃない、「自分の市場価値を正しく評価してもらう」交渉だ。複数社から内定を取る努力と、的確なメール文面、3日以内の決断。この3つを揃えれば、未経験から50-100万円の上振れは確実に作れる

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